道の駅「飯高」から奈良方面に2kmほど進むと、右手に水屋神社があります。左手に見えてくる大きな赤い桶が目印になるでしょう。千年以上の歴史があり、大和の春日大社の安住地として、天児屋根命(あまのこやねのみこと)を奉納したのが起源とされています。ここには昔々、天照大御神身と春日の神が、巨岩を投げ入れ笹舟を流して伊勢と大和の国境を決めたとされる「国分伝説」が伝わっています。
境内には県の天然記念物に指定されている「大楠」があることでも有名ですが、楠だけでなく、鹿の子や榊も大きく、夫婦杉や宙返り杉など、巨木・珍木がたくさんあります。また、この神社は縁結び・子授け・安産・水商売に霊験あらたかとか。社務所前には「むすび桜」と縁起良さ気に命名された大きな桜の木があり、境内にもたくさんの桜の木があり、花の頃にはライトアップもされるとのことです。
鳥居近くには国歌の歌詞に出てくる、小石が集まって岩となった珍しい「さざれ石」が置かれていたり、社務所の床が鴬張りになっていたりと、見るべきものがたくさんあります。ぜひ一度、ゆっくりとお立ち寄りください。
【所在地】
〒515-1505
三重県松阪市飯高町赤桶2507
社務所電話 : 0598-46-0932
E-mail : okusu@mizuya.org
■関連リンク
水屋神社 水屋神社の大楠
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国道166号から見えている鳥居 |
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目印は、この「赤い大きな桶」 |
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社殿横にも立派な楠がありますが、大楠は社殿の「裏」にあります。 |
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