16日(日)道の駅奥伊勢木つつ木館奥の滝原宮で、第62回神宮式年遷宮役木曳の「滝原宮お木曳」が行われた。
午前10:00に船木から、午前10:50に長者野から奉曳車が出発。2台の奉曳車は途中で休憩をとりながら、午後2時ごろ滝原宮前で合流。木遣唄に合わせて「やーとこせー」と掛け声をかけながら綱を引く。ここは厳粛で風情ある伝統行事の様相。
時折り「エンヤ、エンヤ」の掛け声から綱を揺さぶり「練る」状態になる。道幅いっぱいまで綱を押したり引いたりして、水平方向のビッグウェーブが起こる。車の上から聞こえる掛け声がまた良い。「それそれ♪若い衆!止めるな♪曳け曳け!鉢巻き!兄さんも♪姉さんも♪曳け曳け。」参加している人たちはみんな嬉々として祭りの様相。
滝原宮前で木遣を披露した後、奉曳車はマイクや祭りの装飾類を外し、質素になって静々と鳥居をくぐり、一番奥の神殿前まで進み、役木は無事に遷宮予定地に奉納された。
沿道には出店が立ち、近くの旧滝原小学校校庭では、奉納太神楽や餅投げも行われ、道の駅奥伊勢木つつ木館も終日にぎわいをみせた。
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滝原宮 ムービー
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みなさん誇らしげです |
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飾りを外した奉曳車 |
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旧滝原小学校で奉納された大神楽 |
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