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知られざる熊野探訪ツアー「伊勢路 曽根次郎坂・太郎坂」@熊野古道センター
日程:
2022年11月27日

時間:
午前8時30分〜午後1時

場所:
熊野古道曽根次郎坂・太郎坂(尾鷲市賀田町〜熊野市二木島町)

お問い合わせ:
三重県立熊野古道センター
〒519-3625 三重県尾鷲市向井12-4
TEL:0597-25-2666/FAX:0597-25-2667

内容:
 尾鷲市と熊野市の境にある甫母峠を越えるツアーを開催します。甫母峠は、伊勢神宮から熊野三山へと続く熊野古道伊勢路の一部であり、曽根次郎坂・太郎坂とも呼ばれています。「次郎・太郎」という呼び名は、「自領・他領」が訛ったものと言われており、ここが紀伊の国と志摩の国の境目であったことに由来しています。
 尾鷲市曽根町の登り口から熊野市二木島町に至るまで、美しい石畳や二木島湾を望む楯見ヶ丘からの景色を楽しむことができるコースですが、その道沿いには、伊勢路最大の難所である八鬼山越えから続く峠越えで力尽きた旅人を供養する碑が佇んでおり、当時の巡礼の旅の厳しさを物語っています。甫母峠には、明治29年に新道が開削されるまで営まれていた「ほうじ茶屋跡」が残っています。ほうじとは「榜示」と書き、紀伊の国と志摩の国の国境を示していました。猪や鹿が田畑へ侵入するのを防ぐために作られた猪垣も見どころの一つであり、二木島町側では猪垣の完成を記念した石碑も見ることができます。
 その他、江戸城の築城に使われた石切り場跡や、かつてこの地を収めた曽根弾正の一家を祀った曽根弾正五輪塔など、貴重な史跡が数多く残るこのコースを、熊野古道語り部友の会会長の東公雄氏に解説をいただきながら歩きます。
※雨天中止
参加料・入場料:500円(保険料を含む)※別途JR料金190円+駐車料金300円必要
定員:15名(要申込、多数の場合抽選)
募集受付期間:令和4年10月20日(木)〜11月13日(日)午後5時まで
案内人:東公雄氏(熊野古道語り部友の会会長)
対象:一般(歩行距離約6q)
持ち物等:リュック、弁当、飲料、行動食、山歩きに適した服装と靴、雨具、帽子、タオル、その他トレッキングポールなど各自必要なもの

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