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企画展「演・舞・彩〜伊勢型紙の魅力にせまる〜」@熊野古道センター
日程:
2023年04月22日 〜 2023年06月18日
時間:
午前9時から午後5時まで
場所:
三重県立熊野古道センター 企画展示室(尾鷲市向井12-4)
お問い合わせ:
三重県立熊野古道センター
〒519-3625 三重県尾鷲市向井12-4
TEL:0597-25-2666/FAX:0597-25-2667
内容:
古くから着物などを染めるために用いられてきた伊勢型紙は、三重県鈴鹿市を代表する伝統的工芸品です。美濃和紙を柿渋で貼り合わせた型地紙に、職人が彫刻刀を巧みに使い緻密な図柄を彫り抜いて仕上げます。千年以上の歴史があるとされており、寺家・白子の両地区では最盛期には300人近くの職人が伊勢型紙業に携わっていました。現代では生活様式の変化による着物需要の減少や、新しい染色技術の普及、高齢化による従事者不足などにより伊勢型紙業者は減っています。
伊勢型紙の技術を伝えていくために、後継者育成の他、新しい活用法として美術工芸品やインテリア、装飾品などに伊勢型紙の伝統技術を活かす取り組みが生まれています。
当センターでは、2020年春、特別展示室企画展「伊勢型紙彫型画作品展〜伝統に新しい風を〜」を開催し、伊勢型紙の技術を美術工芸の道へ発展させ『彫型画』という分野を確立した伊勢型紙彫型画会の活動を紹介しました。今回は、前回ご紹介できなかった作品や新作などさらに多くの作品を展示します。伝統の技法を用いて丹念に彫り上げられた作品の数々を通じて、美術作品としての伊勢型紙の魅力に触れていただけましたら幸いです。また、同会会長である大杉華桜氏のご協力により、江戸時代から代々引き継がれてきた大杉家所蔵の彫刻道具や、江戸時代の型紙などの貴重な資料も展示いたしますので、併せてご観覧ください。
入場料 入場無料
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