みえ「道の駅」
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稚子塚まつり ※例年4月3日に開催
日程:
2024年04月03日

時間:
(参拝受付)8時頃〜15時頃 (餅まき)15時頃

場所:
稚子塚【稚子塚乙姫神社】(阿田和)

お問い合わせ:


内容:
※新型コロナ感染症の影響で、開催の中止または内容の変更となっている場合がありますのでご了承願います(以下、例年の内容を掲載)

 御浜町阿田和(平見)の小高い丘の上にある「稚子塚」(稚子塚乙姫神社)においてこの4月3日に「稚子塚まつり」が開催されます。

 これは「稚子塚伝説」としておよそ200年前に海岸に流れ着いた美しいお姫様をまつるこの「稚子塚」において、姫の命日にあたる毎年4月3日に盛大に行われている祭礼です。

 ここにお参りすると美人になるともいわれ、祭りの日は参詣する若い女性たちでにぎわいます。
 またここに参れば美人が生まれ無病長寿の福徳が授かるともいわれています。

 当日は朝8時から地元の方々による出店が出され参拝者を迎えます。そして15時頃から餠まきなどが行われます(餅まきは雨天時には道の駅パーク七里御浜ピネ2階で開催予定)。

 是非、お参りください。

※稚子塚伝説について(くまどこ東紀州百科事典より)

■稚子塚と起請の水
 伝説によれば、約200年前、萩内の海岸に娘が流れつきました。
 娘は地主の翁了に助けられ手厚く介抱され元気を取り戻しました。娘は自分の身上は明らかにしませんでしたが、実は阿波の国(徳島県)の大名の娘で天から降りてきたような、それは美しいお姫さまであった。
 その後、茶屋を開いて粟餅などを売りながら村人に読み書きを教えましたが、生まれついての美しさと心の優しい姫のことは、たちどころに近郷近在に広まり、求婚などの申し出が絶えなかったとのことでした。
 また姫の茶店の下には、海岸には珍しくコンコンとわき出る清水があり、昔から、“起請の水”と呼ばれていたが、姫はこの清水に姿を映し、化粧や身づくろいをしたため、いつからか“化粧の水”と呼ばれるようになりました。
 姫の死後、ひわ山の頂上に乙姫神としてまつられ、毎年4月3日に祭礼がおこなわれています。近くに姫の使用した化粧の池があります。美人の神様として女性のお参りが多いそうです。

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