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道の駅「茶倉駅」 粥見井尻(かゆみいじり)遺跡
(2005/07/19)


 道の駅「茶倉駅」より車で約3分のところに,竪穴住居と日本最古の土偶が見つかった「粥見井尻遺跡」があります。この遺跡は,1996年,国道368号線のバイパス建設工事に伴う発掘調査で発見されたもので,縄文草創期(12,000〜9,000年前)のものです。

 竪穴住居は,直径が4〜6m程の丸いテントのような形をしています。少し狭いですが,中に入ることもできます。何だか歴史の匂い(?)がします。土偶は,全長6.8?,一番広いところで幅4.2?の,女性の上半身をかたどったもので,土で造り焼き固めたものです。他にも「矢柄研磨器」(矢の柄を磨く石)や「?線文土器」の破片など,縄文草創期のものを示すものが多数発見されたそうです。是非こちらにお越しの際は,お立ち寄り下さい。そしてタイムスリップした不思議な気分を味わってみてください。
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