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道の駅「あやま」 伊賀焼の販売コーナー
(2005/10/28)
道の駅「あやま」には,伊賀焼の販売コーナーが設けられています。伊賀焼の歴史は古く,奈良時代にまでさかのぼります。平安時代末期から鎌倉時代の初めごろに本格的なやきものの産地として発展し,室町時代の終わりから桃山時代にかけて侘び茶が広まると,個性的な伊賀焼は茶の道具として注目されるようになりました。領主として伊賀の国を治めた筒井定次や藤堂高虎が茶人であったことから,伊賀焼は茶の湯のセンスや心遣いを巧みに取り入れていきました。土の風合いと,炎による変化が生み出す自然な「景色」。整った形に手を加えることによって生まれる,より自由でおおらかで生き生きとした形・・・「破調の美」。伊賀焼は,日本人だけが見いだし,敏感に受け止めることができる「やきものの美しさ」を最も純粋に表しているものだそうです。
そんな伊賀焼の焼き物が,写真のようにたくさん並べられ販売されています。手にとって感触を確かめながら品定めをしてみるのはいかがですか?
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