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国道42号線、尾鷲市坂場町交差点を山側に入った所から国道425号線があります。 425号線は、曲がりくねった山伝いの道で、道幅も狭く所々崩落している所もありますが、自然が豊かでとっても良い所です。
425号線を奈良県方面に車で約40分程走った所に、八幡峠があります。八幡峠のトンネルを抜けた左に、川原小屋林道入口があります。現在はゲートが閉まってますが、徒歩なら入る事が出来ます。
川原小屋林道を1800m程入った所に、城山・女王の滝があります。 滝の側には、立て看板があり「口碑に二説がり、平家滅亡のとき、平家方のある女王が比所にのがれたとも、また南朝のある皇子がのがれて比所にすんだともいわれる。 後醍醐天皇の第一子である大塔宮護良親王より5代の後裔、西陣親王の第三皇子である桂城宮重信親王は、北朝方の追及からのがれ、矢浜に住み着いたといわれるが、在住中も追及がきびしく、そのたびに楠・野田の忠臣にまもられ、城山・女王滝に避難されたという。 現在城山の頂上には「川上木屋大峰大明神」がまつられ、豊漁祈願に参拝する者もある。」と書かれています。 林道から見下ろす滝はまさしく名前にふさわしく優雅で気品を漂わせています。
さらに奥に2km程入った所に、東紀州で一番標高が高い高峰山(1044.8m)の登山口があります。 高峰山頂からは、北に大台ヶ原の山並み、南に太平洋、東に尾鷲市街を見渡せる360度のパノラマが広がります。
また、11月には八幡峠周辺に紅葉を見に訪れる方も多い所です。
注:川原小屋林道は崩落が多い所でもありますので、入られる方は十分に注意して下さい。
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場所 |
尾鷲市八幡峠 |
交通 |
尾鷲市内→40分→川原小屋林道入口→60分→女王の滝 |
駐車場 |
なし(路上駐車) |
トイレ |
なし |
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